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タイトルに【働きたくなる仕事論】みたいな事が書いてあるとウッと構えてしまいそうになるし、サムネも動画を開かせるメソッドみたいなものが駆使されている。そういうものってちょっとニオイが漂うので忌避しがちなんだけど、この動画に関しては中身はサイコーである。フィーチャーされているのはおなじみ、オモコロの原宿編集長だ。

仕事に関する本をおすすめする という主旨の動画で、彼はズッコケ三人組シリーズの一冊「うわさのズッコケ株式会社」を紹介している。本から読み取れることを物凄くわかりやすく、上手く言語化している。本自体もすごいし、原宿氏もすごい!後編も最高なのでぜひ見て欲しい。

 

人のふんどしっぽくなるけど、常々思っていることとして

「仕事は基本的に結構面白い」 と思っている。あ、「仕事は面白がれる、面白くなる余地が割りとある」が正確かも。

あと、「サラリーマンで良いじゃん」とも思っている。

フワっと世の中にある認識として、「普通のサラリーマンは負け」みたいな風潮、すっごく良くないと思うんだよな。本来もっと上位のクラスがあるけど、夢破れて、あるいは運や才能に恵まれず、やむなしでやるものがサラリーマン みたいなやつ。自虐的に、あるいはサラリーマンじゃない人からの認識的に、あと1番多いのが仕事に就く前の若い世代からの視点として、サラリーマンは負け、ダサい、みたいな空気が昔からあったりすると思うんだけど、これがとても不思議である。サラリーマン、全然良くない?

あと、みんな仕事を嫌がりすぎ!職種や職務内容の前に、仕事ってだけで「嫌」のエッセンスを混ぜすぎだと思う。「会社や仕事や客のために、なんで自分の貴重なリソースを割かなきゃいけないんだよ」みたいな嫌悪感が薄く根底に張ってる感じ。いや分かるんだけどね…

もちろん自分もそりゃ「何にもせずに月100万の収入か、サラリーマンか」があったら前者を選ぶよ。でもそういう話じゃなく、「苦労は買ってでもしろ」みたいな話でもなく、仕事はもっと面白がれる余地があるし、嫌々やるほどつまらなくないものでは?と思うんだよな。

いやもちろん、あらゆる仕事が面白くてやり甲斐があるとは言えない。けど、なんかこう、もうちょっと向き合い方ってあるんじゃねえかな~とか思っちゃうんだよな。

逆に言うと、仕事を与えたり指導する立場の人および「会社側」の人間はなるべく面白くなるように、課題と負荷と報酬のバランスを整えなきゃいけないんだろうな、とも思う。働く側の意識だけの話では当然無い。

 

鬼頭莫宏氏の漫画、「なるたる」の最終12巻のコメントが強烈に頭に残ってるんだけど

「かけがえのない命」。そんなモノに救いを求めていても先には進みません。あなたがいなくても、たいして困りません。

自分がいなくても、まったく困らないでしょう。だからこそ、無くても良い存在だからこそ、がんばるのだと思うのです。

イチ漫画家が思っていることを書く巻末コメントなので、これが世の中の真理というわけではないし、正しい とかでも無い。

けど、基本的にそう思ったほうが楽だし良いな~と思ったんだよな。多分この漫画を初めて読んだのは高校3年生の卒業寸前ぐらいだったと思うけど、かなりこのコメントの影響はある。漫画の中身はだいぶキツいのでバリアを張って影響を防いだ。

これを自分は拡大的に解釈しており、「ほとんどの人は特別ではなく、そのままでは価値が低い。だからこそ自分の居場所を確立・価値を創出するための努力をしよう」と思っている。

まあ他者にこの考えを強要するのは危険なので自分に対しては強く思い、他者には表明しないようにはしている。自分がいなくても替わりは絶対に居る。なんたって大統領や総理大臣ですら数年でコロコロ替わるわけで、それで国家が運営されてるんだからね。みたいなことは何かにつけて思う。

それでいて、「自分だから出来る」じゃなくて、ありふれた仕事だったとしても、自分なりに一生懸命やろうとか、もっと良いものを目指そう、前よりも、あいつよりも成果を出そう と踏ん張ることは決して寒い行動では無い と自分に言い聞かせてきたところはある。その踏ん張りの先に、アイディアや工夫やチームワークを駆使する必要が発生して、面白さが見えてくるんじゃないかなあ みたいな事はぼんやり感じてきたことだ。

仕事が嫌でしょうがなくて、サラリーマンなんてダサくてなりたくないものだったし…という精神性では自力で面白さの土台に乗れることがなく、親切で優秀な人の引き上げが無いとあなたの価値が低いままかもしれない。それって損じゃね?とか思うんだよな。

全人類そうであれ、とは思わないんだけど、わざわざ精神をすり減らすことを自ら促してる人が多いような気もしている。他人に対して「しんどがってる」とよく思っちゃうことがあって、自ら好んでしんどいゾーンに行こうとしてない?みたいなことは多く見受けられる。構造が「常に深刻そうに現状を憂いたり、批判ばっかりしてるニュース番組に近いな」とか思うんだよな。

みんなもうちょい、本当にちょっとだけ楽しむ余地に目を向けられたら、とか思っちゃうんですけど…おこがましいですね

あ、ちなみにこれまでの話は全部あくまで仕事に関する話であって、家族や友人関係はお互いがそれぞれに特別である。

 

 

Risk of Rain Returns

あのRoR初代がリメイクされて帰ってきた!

3Dマップでアクション性が高いRoR2も素晴らしいゲームなんだけど、2Dで遊びやすい初代もまた良いゲームである。

まだRoRRはちょっとしか遊んでないけど、相変わらず中断セーブ機能が無いのは残念。2ほどじゃ無さそうだけど、1プレイが結構長くなるので宵越しで遊びたい時もあるのだ。

良いと思ったのはキャラクターのスキルアンロックが特定の条件クリア以外にも用意されていることだ。基本的に遊んでればいずれ解除されるようになってるので解除が面倒くさくて遊びの幅が狭まる みたいなことが起きづらい。残念ながら一部スキルおよびアイテムやキャラは特定条件クリアのみだけど。

シリーズの特徴として、Risk of Rainは難易度が高い。やさしい・普通・難しいの3段階のレベルが用意されてるけど、普通でもクリアするまでに結構慣れと時間が必要になる。しばらくはアンロックを兼ねてやさしいで遊んでも良いと思う。

 

 

スト6

HORIのファイティングコマンダー OCTAの在庫が復活していたので予備用で1つ注文した。割りとこまめに清掃をしてるけど、格ゲー用途のパッドは性質上(構造上?)何年も保つのは厳しいと思ってるので複数持ちは必須だ。これで安心して遊べるぜ!

っていうかやっぱりVictrix、微妙じゃね?周りでもイマイチな評判をよく聞くんだよな。自分も強くそう思う。スト6をパッドで遊ぶなら価格的にも操作性的にも現状はOCTAが最適解だと思いますよ!

どうしても背面ボタンが必要な人はVictrixもアリかもしれないけど、値段相応の価値は無いと言わざるを得ないかなあ…

 

 

LoL Worlds

決勝カードが決まった。WBG VS. T1ということで今から楽しみだね。

準決勝のJDGとT1、めちゃめちゃ面白かった!特にマッチ3がヤバすぎた。Onerのアッシュのアローを前フラッシュで避けてエンゲージ、本当にヤバい。Fakerのフラッシュ読みフラッシュシュリーマシャッフルもすごい。

マッチ4のGumayusiもすごかった。ゴーストを付けたヴァルスがゼリのAAを避けまくるのを見て笑ってしまった。いや方向指定スキルではあるけどさ!

あのレベルになるとゼリのAAが機能しなくなる事があるんだな…と驚きでしか無かった。決勝も面白い試合が見られることを期待している。