まあ今年は新型コロナウイルス関連の話題に尽きる。
仕事のメモや過去ログを見ながらちょっと12ヶ月を振り返ってみようと思う。
・1月
例年通り新年会ラッシュをこなし、例年通り風邪をひいていたようだ。
ちなみにこの風邪以降、2020年は風邪をひいていない。いつもなら年に2~3回ひくんだけどね。頭痛とかはたまにあるけど、ウイルス・細菌による体調不良は無しだ。こまめな手洗いと飛沫対策は本当に効果がある。
・2月
1月はバタバタしてるうちに終わるので、いつも2月頃に さて今年はこれを頑張ろう 的なことを考えるんだよね。
どうやら2020年は「効率化と成果を出す」ことを目標にしていたようだ。
・3月
1~2月からコロナ関連の話題が世の中を騒がせていたものの、実際の生活に大きく影響し始めたのはこの頃からだと思う。まだウイルスへの警戒の仕方が手探りだったので色々なところでヘンテコ事案が起きた。ティッシュとトイレットペーパーが小売店から姿を消したり、マスクが品薄・高騰したりね。家のトイレットペーパーが残りあと半ロールというところで実家から8個送ってもらって事なきを得たりして、世の中の混乱がダイレクトに伝わる出来事だったと思う。
この時期は新型コロナウイルスに対する捉え方が本当に人それぞれで、自分が正しいとは限らないと分かっていながらも「どうしてこの人はこういう考え方なんだ?」という事に結構消耗してしまった。
仕事ではガイドラインを作成したり、今後の動きを決めたりしていたはずだ。社員の親御さんから「こんな時に娘に仕事させるんですか」的な問い合わせがあったりしてしんどかったな~
この頃より12月の今のほうが感染規模は遥かに大きいんだけど、そういう声は全然あがらなくなったな。
・4月~5月
緊急事態宣言による完全ストップ期。先のことを考える日々である。
これからの10年というものをしっかり考えることが出来たのでとても有意義だった。
このあたりからブクブク太り始めた。
・6月
宣言が明けて、様々な業種がおっかなびっくり営業を再開した。
感染爆発は防いだけど、あまりの経済ダメージに「これはもうやっちゃいけないやつだ」と思った。
自分は仕事のモチベーションが戻らず、出張などはまだ行けない空気だったのでほぼ何もしていない。
・7月
月末に子どもが産まれる。感染拡大防止のため面会・分娩立ち会いは不可。この頃はどの病院も「うちから感染者を出すまい」としてかなり強めの制限があった。今は条件付きで立ち会いできるところも増えてきてるみたいだね。ただ当時の面会・立ち会い禁止に関しては不満は無く、納得している。
産後直後は母子ともに健康…ではなく、子は健康だが妻が帝王切開の影響で産褥熱になってしまい、入院が伸びたりしてヤキモキした毎日を過ごした。
熱自体はすぐに下がり、その後の健康状態は問題無いので何よりであった。
・8月
仕事のモチベーションが戻らないことと、テレワークでほぼ家に居るのを良いことに自分も育休中か?というぐらい育児に関わる。
これに関しては数少ないコロナの影響下での良いことだったと思う。育児の大変さを身を持って知ることができたし、不慣れなこともあって1番しんどい(と思われる)新生児期をガッツリ2人体制で取りかかれた。今は共働きが一般的(うちもそう)だし、父親も育休を気兼ねなく取れる社会になって欲しいなと思う。ワンオペ育児は大変すぎる。
・9月
さすがに動くか、ということで仕事に取り組み始める。やると徐々にモチベーションが戻ってくる感覚がある。
業績低下は痛いが、それでもまだ戦える業種で良かったと心から思う。ただ年々市場規模が微減している衰退産業なのでコロナによって淘汰は加速するだろう。10年後生き残っているためにここからおよそ2年間は入念な準備が必要になるね。
的なことを4~5月に考えており、この頃もそれを強く実感したのです。
9月に出張を再開して全国まわったけど、感染規模が小さい地域ほど警戒心が強い傾向があったのは興味深かった。自分の観測範囲だと消費マインドの低下も地方のほうが大きく、昨年対比でマイナスが大きいのは東京や大阪などの都市部よりも地方だった。
・10月
子どもの首もすわって、夜にまとまった時間寝るようになってきたので一気に負担が軽くなる。そしてその軽くなった負担をPath of Exileに充てるという駄目人間ぶり。でも久しぶりにゲームに熱中できてとても良かった。
仕事はようやくエンジンがかかってきた。
・11月
PoE一段落。
感染がまた増えてきたけど出張はセーブせず、最大限の注意をして動けるだけ動く。
・12月
ダイエット開始。
11月と同じく出張はセーブせず。今の所自分含め家族に体調不良もなく、元気にやれている。
という感じですかね!
子どもは本当に幸運なことに大きな問題も無くすくすくと育っており、それだけで2020年は良い年だったと言える。コロナで世の中がどんよりとしていても、会社の業績が落ちても、とりあえず自分の子どもが元気に成長してたら100点。
あと今年は自分なりに健康状態にかなり気をつかった。コロナは当たり前だけど、ただの体調不良もリスクとなる社会になったので風邪気味にすらならないように心がけた。
素人知識の気休めな部分もあるかもしれないけど、毎日乳酸菌飲料(ヨーグルトなど)を飲み、常飲するお茶類を食物繊維が豊富な青汁に替え、野菜をしっかり摂るように意識した。いわゆる腸活である。
上のほうで書いた手洗いと飛沫対策も相まって、2月以降はすこぶる元気で過ごせた。
2月に掲げた「効率化と成果を出す」は完全に未達成だね。効率化どころか機能停止し、成果を出す出さないの話では無かった。
守りはともかく、攻めの行動が非常にしづらかった。新しいことを始めたり、仕組みを変えようとしてもどうしても動きが悪くなってしまうことが目に見えていたので「何もしない」を多くのシーンで選択した。これが正解かどうかは分からないけど、コロナによる足枷をつけたまま動いてもしんどいだけだったんじゃないかな…と思うようにしている。コロナによって発生したマイナスをプラスに転換できるほど自分には発想力と行動力とモチベーションが無かった。
世の中は不穏な状態で2021年に突入するわけだけど、ほぼ1年間コロナ禍で過ごしたので慣れみたいなものが発生している。さっさと終われとは思うものの、もう1年ぐらいなら持ちこたえられそう という心持ちである。こっちは10年後までガッツリ考えたからな!