・ぷらすと

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評論的にポピュラー音楽を楽しむほど自分は手広くないし、造詣も深く無いし、そもそも生の現場に積極的に行かない(年に1~2回行けばいいほう)ので土俵じゃないんだけど

 

↑の動画みたいな、熱量高めの人の考えを聞くのは結構面白いね。

 

だいたい田中宗一郎氏が喋った部分だけど、

50分ぐらいからの洋楽、1時間13分ぐらいからの邦楽を語ってるあたりは結構「あーそうそう!」ってなる。

1時間16分ぐらいのSuchmosのくだりは「やっぱみんなそう思ってんだな」と腑に落ちる。

ceroだのYogeeだのネバヤンだののくだりも「わかる~!」ってなった。やっぱみんなそう思ってんだな。

 

しかし話は変わるけど、今は雑誌のロッキンオン(ジャパン)の影響力ってほぼ皆無で、ロキノン系なんていう言葉もすっかり聞こえなくなったね。

ジャパン派生の音楽と人やMUSICAも誰も読んでない。ついでに言うとスペースシャワーやM-ON!みたいな音楽専門チャンネルも誰も見ない。

 

ネット・端末・サービスの普及で音楽好きは自分の力で情報収集と発信とコミュニケーションが完結できるようになったからね。

全てじゃないけど、元々雑誌が担っていたかなりの部分が不必要になった、と判断されてるんだろう。

 

自分は元々ほとんど読まなかったので雑誌が廃刊とかになっても別に寂しくないんだけど、現在夏フェスを中心に活況な「現場」を供給する役目だけが残ることになったら皮肉なことだなあと思わなくもない。

 

 

CHAI

Mステに出るんだね。

何の曲を披露するのかと思ってMステのHPを見たら「N.E.O」だった。

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そもそも5月にリリースするepからじゃないんだね。

 

で、N.E.Oはアップテンポだからパッと聴きの感触が良く、バンドコンセプトである「ネオかわいい」がパッと分かるようになっていて、さらにこの曲の音(特にギター)がまさにCHAIのルーツとやりたい事を表していると思う。名刺代わりの一曲になるだろうという判断でチョイスしたんだろうね。

 

ただし、この曲自体はそんな良くないってのがちょっと懸念すべきところ。

土台の無い耳腐りリスナーだと一発で理解出来ずに、見た目の感想だけで終わる可能性がある。それだともったいないんだよね。

 

 

ということで既発曲だったら「sayonara complex」のほうが良かったなあ。

 

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スローテンポだし、尺をテレビサイズにするの難しい曲だろうけど、この曲は単純に凄まじく良いんだよね。曲が良いっていうパワーで全部ぶっ飛ばせるわけよ。

パワーでいうと、くるりの「ばらの花」ぐらいある。そのぐらいあるよこれは。

 

 

 

赤い公園新ボーカル

アイドルネッサンスという解散したグループの17歳の子が加入したみたいだね。

チラっとだけ中継で見れたんだけど、かなり緊張気味だったね。それでも今後のライブの様子が思い浮かぶような、良い感じのデビューだったと思う。

 

披露した新曲はそんな良いとは思わなかったけど(ベースの子が作曲したらしい)、再スタートしてまた良い曲を期待したいところだね。