SANABAGUN.と踊Foot Works

今日は2枚のアルバムが出る。どちらもサブスクで即配信されてるのでとっても経済的だね。

 

 

SANABAGUN.

SANABAGUN.はこれまで明らかにセンスがありそうで、間違いなく良い!と思わせるオーラをガンガン漂わせながらも、リリースされる曲は「あれ?そうでもねえな…」ってなることが多かった。

 

ジャズとヒップホップ、元々それぞれのジャンルが好きな人にはすぐリーチするけどそうじゃない人に届いてないって感じかな。

 

あとメジャーデビューアルバムが良くなかったのも痛かったかな。

リード曲だけでもイケてたら助かったんだけど、MVを作った「人間」も微妙だったからな…

 

 

 

で、今回の3rdアルバムだけど、「Flash」の存在がすごく良いね。

ヒップホップ色もジャズ色あまり強くない、ディスコサウンドなんだけど単純に曲が良い。多分1番再生数を稼ぐ曲になると思う。

それが本人らにとっては狙い通りなのか、皮肉な結果になるのかは分からないけど、まあアルバムの最後に位置してるので狙い通りになるのかな。

 

フロントマンの高岩遼はここ10年で見たこと無いってぐらい、圧倒的なスターのオーラを持ってる人間だと思うので、なんとか世に見つかってほしい。

まあ本人にやる気があるのか知らないけど、役者にも向いているだろうね。

いずれにせよSANABAGUN.がポシャっても出てくるだろうけど、せっかくならこのバンドで成功してほしいね。

 

すごく気がかりなのはSpotifyの月間リスナー数(2018年4月25日時点)が1977人なんだよね。この数字は少ないと思う。主観的じゃなく、客観的に見て少ない。

 

今日ちょうど話題に出る人と比較すると、踊Footは23,000人、吉田凜音は2,900人、in the blue shirtは19,000人、赤い公園は29,000人、フレンズは63,000人、DE DE MOUSEは7,800人だ。

 

リリースがあったのでこれから増えるだろうけど、ちょっと心配になるね。

 

まあこんなこと言うのはまさにShut up Fuck upみなさんって感じなんだろうけど、やっぱ応援したいバンドには人気であってほしいわけよ。

 

 

 

・踊Foot Works

メジャーデビューアルバムが出た。

 

トレーラーでお!と思ってたけど、「milk」のゲストボーカルはやっぱり中村佳穂だったね。たぶん一緒にライブしたimaiとの絡みで繋がったのかな。

 

曲は「19kids Heartbreak」と「逆さまの接吻」がとても良い。

MV作るならこの2曲のどっちかが良いなあ。

 

NDW」は術ノ穴コンピのアレンジのほうが好きかな。女性ボーカルは無くても良かったけど、ギターの音量が下がってドラムがガンガン鳴るんでメロウな雰囲気が減って微妙。踊Footはギターがかっこいいのに…

 

 

・吉田凜音

あと吉田凜音のアルバムもチェックした。

定期的に出てくる「プロデュースに恵まれた可愛い子」ってやつだ。

 

in the blue shirt、おかもとえみ、津野米咲、DEDE MOUSE、ケンモチヒデフミ、AVEC AVECなどなど良い感じのメンツが参加している。

 

in the blue shirt作曲の「EYE CANDY」がとても良かった。あとは特に無いかな。

 

 

・ヒップホップブームが来るね

そういえば↑で挙げた3つのアルバムは偶然リリース日が一緒でどれもヒップホップ要素があることでふと思ったんだけど

あと1~2年したら「一般層にも広く浸透する」という意味でヒップホップがブームになるだろうね。

 

で、次は10数年前の日本語ラップブームとはまた違ったテイストの流行り方をするだろう。

複数MC+1DJの形式みたいなユニットが増えるのではなく「曲中にラップが入る曲がめちゃくちゃ増える」っていう浸透の仕方をすると思う。

 

もうやってる人も多いけどね。

吉田凜音の楽曲もそういうのが多かったし、きゃりーぱみゅぱみゅの「きみのみかた」もそう。

 

まあブームになる1番の要因は「アメリカで流行ってるから」なんだけどね。

日本は必ず数年遅れてアメリカの流行の後追いをするからね。

 

 

前にフリースタイルダンジョンがちょっと流行ったけど、あれは音楽性というよりIPPONグランプリみたいなものなのであんまり関係ないかな。リスナーとプレイヤーを増やすという意味では土台になるだろうけど。