よくテレビが出来ること、とかテレビはまだまだ面白いぞ 的な謎の意気込みをテレビマンだったり芸能人がしてるんだけど、あんまり意味ない気がするんだよね
テレビはまだまだ大きなお金を動かす力があるので、「テレビがテレビが」と言うのはそれに寄り添ってるだけに感じてしまう。
それとかなり話はズレるんだけど
インターネットの普及を自分の成長と共に見てきた世代、かつ普段の余暇時間をネットに多めに費やす人は、ネット番組(ネット全体)をすごくもてはやす傾向がある気がするね。もっと言えばテレビアンチかっていうほどテレビをけなす傾向も見られる気がする。
さらにその上の世代はインターネットアレルギーで、「ネットニュース」という謎の架空の存在と戦っていたり、ネットを小さな塊として認識して恐怖している印象かな。
すごく失礼だけど井の中の蛙状態なので、ネットというモノ(概念?)を把握出来ないので楽しみ方、知り方が分からないという感じなんじゃないかな。
おそらく若い人ほど
「テレビの○○」「ネットの○○」としてコンテンツを見てないと思うんだよね。
テレビもネットも垣根は無くて、「自分が選択して見ることが出来るコンテンツ」として見ていると思う。
違うのはそれを何のデバイスで見るか、という部分しか無いんじゃないかなあと思う。
そういうフラットな目線で物事を見られるのはすごく良いことだと思う。
「最近テレビがつまらなくなった」「ネット番組はテレビで出来ないことが出来て面白い」
という意見自体が古い人間の意見なんじゃないか、という気もするね。
その考えに至る時点で古いよ、という可能性。
実際本当にテレビ番組はつまらなくなってるかもしれないけど、そもそも面白いモノを自分の判断でチョイスできる人が果たしてどれだけいるのか?とも思うからね。
なので、あと10~20年もすればメディアの垣根はかなり取り払われて、すごくクリアでフラットな世界が広がるんじゃないかなと思う。
フラットな目線を持てる世代がメインになったらね!
若い人は「テレビ番組がリアルタイムでテレビでしか見られないのはなんでなんだろう?」と思ってるはず。ネットに繋がってれば同じ質で同じコンテンツが見られるはずなのに、という感じで。
テレビ番組がリアルタイムでネットを通して見られたのは、東日本大震災のNHKぐらいだからね。それってものすごく異常なことだと思う。ある程度の都市部なら、歩いてるだけでフリーWi-Fiに常に繋がってるような時代なのにね。