ストリートファイターV その2

発売して1週間ちょい、まだまだ不安定でゲームとしては落第点のままなストVである。

 

国内パッケージは初週4万3千本ということで、数字としては非常に悪いのではないだろうか。

ただPS4のダウンロード版、PC版も入れれば実際はもうちょい伸びるのかな、という感じ。

 

いわゆる鍵屋で買えば4000円未満で買えるけど、まあそういう所で買う人はかなり少数だろうということで、良くて6万いかないぐらいって感じだろうか。

 

まあ日本で売れなくても、海外で売れれば良いっちゃ良いんだけどね。ただスト4の時ほどの熱は感じないかな。

 

ゲームの中身だけど、ようやくあらかたの要素を理解してゲーム性が分かってきた段階である。正直なところ、ゲーム性に対しての第一印象は非常に悪かったものの、最近はそこそこ遊べるのでは、と思ってきた。

 

ただシンプルな格闘ゲームなのは間違いないんだけど、プレイヤーの「正統な」格ゲースキルがモノを言う部分が非常に大きいので、格ゲー初心者にとってはキツいゲームに感じるのでは、というイメージが出てきた。

 

ちゃんと牽制で相手の前進を阻み、飛びを落とし、コンボを決め、投げ抜けをし、ガードをしっかりしてフレームの管理が出来る人が勝つのである。

さらにゲームスピードが結構早いので、格ゲーにあまり馴染みが無い人にとっては今どの状況で、どんな行動をすべきか、そして何故今の行動がこういう結果になったのか、ということが分からないと思う。

 

そうなると「つまらない」というよりは「面白さが分からない」という感想を持ってしまうので、シンプルなゲームでありながら、楽しさを感じる敷居はスト4やギルティよりも高いのかな、と思う。

 

こういうゲームで、この部分が面白いんですよ、ということを理解してもらうためのモードが今の時代は必要だと思う。ブレイブルーにあったような。

モードがなくとも公式の番組等で知らせたり、せめてwebで何かしらのアプローチは要るかなと。