復帰と禊

極楽とんぼ山本圭一が芸人として復帰したということで、少年時代をめちゃイケで過ごした自分としては関心のある事柄であった。

 

といっても8年半はさすがに離れすぎたなあと思う。

テレビでのお笑いは基本的に若い人、それも特に女性をターゲットにしたモノだと思うので、淫行で引っ込んだ上に芸風がバリバリの男ウケの彼には相当厳しい状況かなと。

 

8年半じゃ今の中高生は下手したら彼の存在を知らない。名前と淫行問題の事は知っていても、彼がテレビの中で笑いを取っている姿は見たことが無いかもしれないのだ。

このギャップがあまりにもつらい。

 

 

ということで活動の場はテレビにこだわる必要は無いかなと。

めちゃユルには出て欲しいし、インターネットの世界ならばテレビと違い、「見る側が能動的に視聴するコンテンツを選べる」という最大の特徴があるので、彼に合っているんじゃないだろうか。

復帰の場となった、「ファンだけが足を運ぶ劇場で、投げ銭制」と似た感覚だと思う。

 

復帰するしないに関しては完全に本人の自由なので、これに対して反対意見をするのはちょっとスジが違うかなと思う。

ただし「どこかしら事務所に所属して、テレビに出る」となれば話が別になる、というような状況かな。